专利摘要:
本発明は、シフトバイワイヤ式のギアチェンジ伝動装置のパークロックを手動操作するための緊急ロック解除装置に関する。緊急ロック解除装置は、緊急ロック解除操作装置と伝動装置(1)との間に機械的な伝達装置(7)を有しており、この伝達装置(7)は、伝動装置(1)の切替軸(2)に配置された旋回レバー装置(3)に係合している。 本発明によれば、緊急ロック解除装置は、旋回レバー装置(3)が、伝達装置(7)に接続されたプライマリ旋回レバー(4)と、伝動装置(1)に接続されたセカンダリ旋回レバー(5)と、プライマリ旋回レバー(4)とセカンダリ旋回レバー(5)との間の一方向連結部材(8)とを有していることを特徴とする。腐食の減少、摩耗特性、騒音発生に関して利点が得られ、組み付け時の伝達装置の正確な調整が容易にされ、パークロック緊急ロック解除装置のボーデンケーブルのためのプレロード装置を省くことができるという利点が得られる。
公开号:JP2011511218A
申请号:JP2010544571
申请日:2008-12-05
公开日:2011-04-07
发明作者:ギーファー アンドレアス;ラーケ ルートガー
申请人:ツェットエフ フリードリヒスハーフェン アクチエンゲゼルシャフトZF Friedrichshafen AG;
IPC主号:F16H61-28
专利说明:

[0001] 本発明は、請求項1の上位概念に記載の形式の、シフトバイワイヤ式操作を行う例えば自動伝動装置のギアチェンジ伝動装置のパークロックを手動操作するための緊急ロック解除装置に関する。]
[0002] 自動車の駆動力伝達において機械的ではない構成部分が使用される場合、特に流体トルクコンバータを備えたオートマチックギアでは常に、パークロックが使用される。このようにして、駆動輪は、自動車のパワートレインとエンジンとの間の機械的ではない接続にも関わらずロックされ、車両が意図に反して動いてしまうことを防止することができる。このためにパークロックは、運転者により導入された操作信号により、駆動輪に相対回動不能に結合された伝動装置軸をロックする。この場合、通常、自動伝動装置に配置されたロック爪が、伝動装置軸上に配置されたパークロック歯車の歯列に係合する。]
[0003] パークロックと、自動車客室に配置された車両伝動装置のための操作装置との間の伝達装置として、機械的又は電気液圧式又は電気機械式の様々な原理的なシステムが公知である。車両客室における操作装置の自由な配置に関して構造的な構成可能性を改善し、さらに、自動車のパワートレインから操作装置の連結解除を聴覚的にも保証するために、昨今の自動車もしくは自動伝動装置ではますますシフトバイワイヤ原理へと移行されている。昨今の自動伝動装置はますますフル電子制御されるのでなおさらである。]
[0004] このような形式の「シフトバイワイヤ」伝動装置では、操作装置からの、もしくは自動伝動装置のセレクトレバーからの切替命令の伝達は、通常もっぱら、電気信号若しくは電子信号によって行われる。このことは、パークロックに関しては、パークロックの操作も、電気的若しくは電子的に行われることを意味し、状況によっては、Auto−Pの場合に自動的に行われることすらある。即ち、点火キーを抜く若しくは自動車を離れる際に、パークロックが自動的に入れられる場合もある。]
[0005] しかしながらこの場合、自動車の電子システムの故障時又は電圧供給の欠如の際に、緊急ロック解除によって、パークロックを外し、車両をこのような場合でも動かすことができるようにしたいという付加的な要求が存在する。このようなことは例えば、車両の工場滞在時、又は、故障の際のレッカー牽引時にも考えられる。]
[0006] このために、緊急運転のために設けられた付加的な機械的な接続、例えばボーデンケーブルが、セレクトレバー操作装置若しくは固有の緊急ロック解除操作装置と伝動装置との間に設けられている、自動伝動装置のためのシフトバイワイヤ操作装置が公知である。このようにしてパークロックは、電気システムが完全に故障した場合であっても、緊急ロック解除機構の相応の操作後は、ボーデンケーブルを介して機械的に開かれ(再び閉じることも可能)、このような場合でも車両を動かすことができる。]
[0007] パークロックの緊急操作のためのこのような機械的な接続又はボーデンケーブルは通常、伝動装置に、伝動装置の切替軸を有した旋回レバーを介して接続されているので、通常、伝動装置流体によってのみ動かされる切替軸は、電流欠如の際、又は、緊急運転のために伝動装置が制御される際に、ボーデンケーブル及び旋回レバーを介しても動かすことができ、これによりパークロックを手動で非作動にすることができる。]
[0008] しかしながら緊急運転時には、伝動装置切替軸及びこれに接続されている緊急ロック解除旋回レバーが、伝動装置流体による自動伝動装置の切替過程で、その都度一緒に動かされ、これにより伝動装置と緊急ロック解除装置との間の機械的な緊急ロック解除伝達装置も、即ち例えばボーデンケーブルも、その都度、一緒に動かされることがあるという問題が生じる。しかしながらこのようなことは、これにより、緊急ロック解除伝達装置において煩わしいノイズが発生し、伝達装置が不要に摩耗してしまうので望ましくない。]
[0009] 欧州特許EP1111275A1により、パークロック解除のための緊急ロック解除装置を備えた走行段選択装置が公知である。この装置では、緊急ロック解除のために使用されるボーデンケーブルは、ボーデンケーブルに配置されたストッパ突部によって単にルーズに、伝動装置切替軸の旋回レバーに接続されるだけであり、それ以外の場合は自由に、旋回レバーのギャップ状の切欠に沿って滑動することができる。]
[0010] このようにして、力の伝達は、緊急操作時にのみ、ボーデンケーブルから旋回レバーへと行われるが、自動車の通常運転時に、旋回レバーが伝動装置流体によって動かされた場合に、逆に旋回レバーからボーデンケーブルへと力が伝達されることはない。]
[0011] しかしながら先行技術により公知のこのような技術は、ボーデンケーブルと旋回レバーとの間の、露出しているルーズな接続の領域で腐食しやすいという可能性がある。さらに、ルーズなボーデンケーブル端部により、やはり不都合なノイズが生じ、このノイズはボーデンケーブルを介して車両内室に伝わる恐れがある。さらに、このような公知の技術では、伝動装置流体が旋回レバーを往復運動させる間、ボーデンケーブルの緊張を維持するために付加的なばね装置がボーデンケーブルにおいて必要である。このような付加的なばね装置も手間がかかるものであり、これはさらに腐食と汚染から保護しなければならない。さらにボーデンケーブルと旋回レバーとの間の単にルーズな接続により、このような公知の緊急ロック解除装置では、例えば組み付け時に、ボーデンケーブルの自由に突出した長さが誤って測定されると、組み付けの際の誤調整が生じる恐れもある。]
[0012] このような背景から、本発明の課題は、先行技術の上記欠点を解消できる、シフトバイワイヤ式ギアチェンジ伝動装置のパークロックを手動操作するための緊急ロック解除装置を提供することである。この場合、緊急ロック解除装置は、特に確実かつ安価であることが望ましく、特に、僅かなノイズ発生、改善された腐食保護に関して、並びに伝達装置の調整及び組み付けの容易さ、かつ間違えにくさに関して利点を有していることが望ましい。]
[0013] この課題は、請求項1の特徴を有する緊急ロック解除装置により解決される。]
[0014] 有利な構成は従属請求項に記載されている。]
[0015] 本発明によるシフトバイワイヤ式ギアチェンジ伝動装置のためのパークロック緊急ロック解除装置は、まず公知の形式で、緊急ロック解除装置と伝動装置との間に、パークロック緊急ロック解除のための機械的伝達装置を有している。この場合、伝達装置は、伝動装置の切替軸に配置された旋回レバー装置に係合する。]
[0016] しかしながら本発明によれば、緊急ロック解除装置は、旋回レバー装置が、プライマリ旋回レバーと、セカンダリ旋回レバーと、プライマリ旋回レバーとセカンダリ旋回レバーとの間で緊急ロック解除の操作方向において作用する一方向連結部材とを有していることを特徴とする。]
[0017] プライマリ旋回レバーはこの場合、緊急ロック解除装置と伝動装置との間の機械的な伝達装置に接続されていて、セカンダリ旋回レバーは、伝動装置のパークロックのための切替軸若しくは操作エレメントに接続されている。一方向連結部材は、プライマリ旋回レバーとセカンダリ旋回レバーとを、レバー旋回運動に関してプライマリ旋回レバーの操作時にのみ連結する。これに対して、セカンダリ旋回レバーのみの運動の際には、この場合に自動的に開く連結部材によって、プライマリ旋回レバーとセカンダリ旋回レバーとを互いに分離する。一方向連結部材は、換言すれば、バックラッシを有するフライホイールと同じように作用して、プライマリ旋回レバーの操作運動は直接セカンダリ旋回レバーに伝達するが、これに対して、セカンダリ旋回レバーのみの運動は、プライマリ旋回レバーの操作範囲内で、プライマリ旋回レバーの変位とはならないようにする。一方向連結部材は、従って一方方向にのみ作用する。]
[0018] このようにして、伝動装置に接続されたセカンダリ旋回レバーは、伝動装置の通常運転時には伝動装置切替軸の回転に従動し、プライマリ旋回レバーの運動範囲内で往復運動することができ、この場合に、プライマリ旋回レバーと、プライマリ旋回レバーに接続された緊急ロック解除操作装置の伝達装置、即ち、例えばパークロックの緊急ロック解除のためのボーデンケーブルとが、休止位置から変位され、一緒に運動されることはない。従って、伝達装置の不要な運動による不都合なノイズが回避され、かつ、一緒に運動しない伝達装置が受ける摩耗は減じられ、腐食作用も減じられる。伝達装置とプライマリ旋回レバーとの間の規定された接続により、緊急ロック解除装置の組み付けも容易になり、従って、伝達装置の調整時のミスは回避される。]
[0019] しかしながらパークロックの緊急ロック解除が必要な場合には、旋回レバー装置の一方向連結部材が所望のようにプライマリ旋回レバーとセカンダリ旋回レバーとの間を連結し、これによりプライマリ旋回レバー側の機械的な伝達装置からの、即ち例えばボーデンケーブルからの所望の力の伝達が、ここから一方向連結部材と、セカンダリ旋回レバーと、伝動装置切替軸とを介して、伝動装置におけるパークロックの非作動のための装置へと行われる。]
[0020] 本発明の有利な構成では、一方向連結部材が、プライマリ旋回レバーとセカンダリ旋回レバーとの間でばね負荷されている、若しくは、プライマリ旋回レバーが、セカンダリ旋回レバーに対して相対的に、又は伝動装置ケーシングに対して相対的にばね負荷されている。これにより、緊急ロック解除操作のための機械的な伝達装置若しくはボーデンケーブルが、障害のない、騒音の減じられた所望のプレロード(予荷重)を、伝動装置切替軸ひいてはセカンダリ旋回レバーが伝動装置の通常運転時に目下どの位置にあるかということに関係なく得られる。しかしながら、このような、プライマリ旋回レバーとボーデンケーブルのためのプレロードばねは、機械的な伝達装置の範囲にも、若しくはボーデンケーブルの範囲にも、例えば圧縮ばねの形で配置することができる。]
[0021] 本発明の特に有利な別の構成では、プライマリ旋回レバーとセカンダリ旋回レバーとが同軸上に伝動装置ケーシングに支承されている。プライマリ旋回レバーとセカンダリ旋回レバーの同軸上の支承により、構造的な手間を減じることができ、伝動装置切替軸の領域若しくは伝動装置切替軸に直接、両旋回レバーを一緒に支承することができる。]
[0022] この場合、有利には、一方向連結部材のばねも、プライマリ旋回レバーとセカンダリ旋回レバーの共通の支承部、即ち例えば伝動装置切替軸上に、軸方向でプライマリ旋回レバーとセカンダリ旋回レバーとの間に配置されている。]
[0023] 本発明の別の有利な構成によれば、一方向連結部材が、セカンダリ旋回レバーに配置された、プライマリ旋回レバーのためのストッパとして、又は選択的に、プライマリ旋回レバーに配置された、セカンダリ旋回レバーのためのストッパとして形成されている。このようにして一方向連結部材は、プライマリ旋回レバーとセカンダリ旋回レバーとの間に特に簡単かつ堅牢及び安価に形成することができ、有利にはこの場合、セカンダリ旋回レバー(若しくはプライマリ旋回レバー)に面取り部が一体成形されており、この面取り部に、プライマリ旋回レバー(若しくはセカンダリ旋回レバー)が、緊急ロック解除時に当接して、セカンダリ旋回レバーがプライマリ旋回レバーと一緒に動くようになる。]
[0024] 本発明は、ギアチェンジ伝動装置と緊急ロック解除操作装置との間の機械的伝達エレメントがどのように形成されているかには関係なく実現することができる。しかしながら本発明の有利な構成によれば、伝達エレメントはボーデンケーブルによって形成されている。ボーデンケーブルは、伝動装置と緊急ロック解除操作装置との間に自由に設けることができ、さらに、固体伝播音の伝達が僅かであることに関しても利点を有する。]
[0025] 以下に本発明を、図面に示した実施例につき詳しく説明する。]
図面の簡単な説明

[0026] 本発明による緊急ロック解除操作装置の一構成の旋回レバー装置を概略的に等尺で示した図であり、プライマリ旋回レバーとセカンダリ旋回レバーとがパークロック位置で示されている。
プライマリ旋回レバーとセカンダリ旋回レバーとが緊急ロック解除が作動された状態で示された、図1の旋回レバー装置に相応の図である。
セカンダリ旋回レバーが、通常運転時でパークロックが解除された状態で示された、図1及び図2の旋回レバー装置に相応の図である。] 図1 図2
[0027] 図1には、本発明による緊急ロック解除装置のための構成の旋回レバー装置が、概略的に等尺で示されている。] 図1
[0028] まず、自動伝動装置の伝動装置ケーシング1の壁の一部と、伝動装置ケーシング1を貫通する切替軸2の外方に突出した端部とが認められる。さらに旋回レバー装置3が示されており、この旋回レバー装置3は、図示の構成では、プライマリ旋回レバー4と、伝動装置切替軸2に相対回動不能に結合されたセカンダリ旋回レバー5と、軸方向でプライマリ旋回レバー4とセカンダリ旋回レバー5との間に配置されたねじりコイルばね6とから成っている。この場合、プライマリ旋回レバー4は、セカンダリ旋回レバー5と共に同軸上に支承されているが、公知のように、まず伝動装置切替軸2に対して、かつセカンダリ旋回レバー5に対して自由に回転可能に支承されている。]
[0029] プライマリ旋回レバー4は、自動車内室に設けられた緊急ロック解除操作装置(図示せず)と伝動装置1との間の、ボーデンケーブル7を有する緊急ロック解除・伝達装置に連結されている。プライマリ旋回レバー4とセカンダリ旋回レバー5とはさらに、連結部材8によって互いに連結されていて、連結部材8は、図示の構成では、セカンダリ旋回レバー5に配置された面取り部材8によって形成されている。これによりプライマリ旋回レバー4は、反時計回りでの回転の際に、面取り部材8によって形成される連結部材を介して、セカンダリ旋回レバー5と、セカンダリ旋回レバー5に不動に結合されている伝動装置切替軸2も旋回させる。]
[0030] これに対して、図1に示した位置から反時計回り(及びその戻り)でセカンダリ旋回レバー5が回転しても、伝動装置切替軸2とセカンダリ旋回レバー5によってプライマリ旋回レバー4が連行されることはない。] 図1
[0031] ボーデンケーブル7とプライマリ旋回レバー4とは、図示の構成では、ボールヘッド9によって互いに接続されており、ボールヘッド9は、ボーデンケーブル7の牽引ケーブルの端部に被せ嵌められている。汚染や周辺物質に対して保護するために、ボーデンケーブル7の牽引ケーブルの開放された延在端部は、ボールヘッド9とボーデンケーブルホルダ10との間で、長さ変更可能なエラストマシールベローズ11によって保護されている。ボールヘッド9によるボーデンケーブル7とプライマリ旋回レバー4とのこのような堅固な結合は、このように規定された結合により、ボーデンケーブル7の組み付け時に、調整の手間が減じられ、誤組み付けを回避することができるので有利である。]
[0032] 図2には、伝達エレメント7を介して緊急ロック解除装置によって、手動でパークロックが緊急ロック解除された際の、プライマリ旋回レバー4によるセカンダリ旋回レバー5の連行が示されている。この図には、「緊急ロック解除装置(図示せず)、ボーデンケーブル7、ボールヘッド9、プライマリ旋回レバー4、連結部材8、セカンダリ旋回レバー5、伝動装置切替軸2」の作用連鎖を介して伝動装置において手動で行われるパークロックの緊急ロック解除がいかにして伝動装置切替軸2の操作となるか、ひいては伝動装置におけるパークロックの所望の手動の非作動化となるかが示されている。パークロックが再び手動でアクティブにされるならば、緊急ロック解除装置(図示せず)を相応に解除することによりボーデンケーブル7は再び緩められる。これによりプライマリ旋回レバー4は、ねじりコイルばね6により再び図1の出発位置に戻し旋回され、セカンダリ旋回レバー5は、伝動装置1において切替軸2に配置されたばね(図示せず)による固有のばね負荷により、同様に、図1の基本位置に戻される。これによりパークロックが再び行われる。] 図1 図2
[0033] 図3には、伝動装置の通常運転時、例えば自動車走行中の一方向連結部材8の作用が示されている。この場合、所属の構成部分であるボーデンケーブル7とプライマリ旋回レバー4とを有したパークロックの緊急ロック解除のための装置は、ケーシングストッパ12のところで休止位置にあり(図1参照)、セカンダリ旋回レバー5は、オートマチックギアの切替過程で生じる伝動装置切替軸2の自動的な回転に従って動くことができる(点線の矢印で示した)。この場合、このような動きが、緊急ロック解除装置、特にボーデンケーブル7に逆作用することはない。] 図1 図3
[0034] この場合、プライマリ旋回レバー4とボーデンケーブル7とは、ねじりコイルばね6によってケーシングストッパ12における休止位置に保持され、これにより同時に、ボーデンケーブル7も、規則的な機能のために、かつ不都合なノイズを阻止するために必要なプレロードを受ける。]
[0035] 従って結果として、本発明により、特に減じられた腐食し易さ、減じられた摩耗、減じられたノイズ発生に関して利点を有するパークロック緊急ロック解除装置が得られることは明らかである。さらに、伝達装置若しくはボーデンケーブルの組み付けが容易になり、誤調整が回避される。本発明による緊急ロック解除装置はさらに堅牢であり、耐用寿命が長く、安価に実現可能である。先行技術により公知の別の手段において必要である、パークロック緊急ロック解除装置のボーデンケーブルのための別個のプリロード装置は不要である。何故ならばこのような機能は、本発明による緊急ロック解除装置の旋回レバー装置に組み込むことができるからである。]
[0036] 従って本発明は、オートマチックギアにおけるパークロックのための機械的な緊急ロック解除装置の運転安全性の改善、コスト、寿命、組み付け容易性の改善に貢献する。]
[0037] 1伝達装置ケーシング、 2切替軸、 3旋回レバー装置、 4プライマリ旋回レバー、 5セカンダリ旋回レバー、 6ねじりコイルばね、 7ボーデンケーブル、 8連結部材、面取部 9ボールヘッド、 10ホルダ、 11シールベローズ、 12 ケーシングストッパ]
权利要求:

請求項1
シフトバイワイヤ式のギアチェンジ伝動装置のパークロックを手動操作するための緊急ロック解除装置であって、機械的な伝達装置(7)が、緊急ロック解除操作装置と、伝動装置(1)との間に設けられており、前記伝達装置(7)が、伝動装置(1)の切替軸(2)に配置された旋回レバー装置(3)に係合する形式のものにおいて、旋回レバー装置(3)が、伝達装置(7)に接続されたプライマリ旋回レバー(4)と、伝動装置(1)に接続されたセカンダリ旋回レバー(5)と、一方向連結部材(8)とを有しており、プライマリ旋回レバー(4)とセカンダリ旋回レバー(5)とは、プライマリ旋回レバー(4)を操作する際には、一方向連結部材(8)によって互いに連結されていて、セカンダリ旋回レバー(5)の運動時には互いに連結解除されていることを特徴とする、シフトバイワイヤ式のギアチェンジ伝動装置のパークロックを手動操作するための緊急ロック解除装置。
請求項2
一方向連結部材(8)がばね(6)によってプレロードをかけられている、請求項1記載の緊急ロック解除装置。
請求項3
プライマリ旋回レバー(4)が、セカンダリ旋回レバー(5)又は伝動装置ケーシング(1)に対して相対的に、ばね(6)によってプレロードをかけられる、請求項1又は2記載の緊急ロック解除装置。
請求項4
プライマリ旋回レバー(4)とセカンダリ旋回レバー(5)とが同軸上に支承されている、請求項1から3までのいずれか1項記載の緊急ロック解除装置。
請求項5
ばね(6)が、プライマリ旋回レバーとセカンダリ旋回レバーとの共通の支承部に配置されている、請求項4記載の緊急ロック解除装置。
請求項6
連結部材(8)が、プライマリ旋回レバー(4)又はセカンダリ旋回レバー(5)に配置されている、請求項1から5までのいずれか1項記載の緊急ロック解除装置。
請求項7
一方向連結部材が当接部(8)として形成されている、請求項1又は6記載の緊急ロック解除装置。
請求項8
一方向連結部材が、セカンダリ旋回レバー(5)又はプライマリ旋回レバー(4)のどちらか一方に一体成形された面取り部(8)として形成されており、該面取り部(8)には、その都度他方の旋回レバーが当接可能である、請求項7記載の緊急ロック解除装置。
請求項9
伝達エレメント(7)がボーデンケーブルである、請求項1から8までのいずれか1項記載の緊急ロック解除装置。
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